横道世之介って名作だよね
ここ数年、バタバタして(勝手にしてるだけ)映画を見る機会がかなり減っていたけど、今年始まってからNetflixに入ったこともあり大学生の頃みたいに暇さえあれば映画をひたすらに見るそんな日々を送っています
映画館は月一くらいしか行けてないのでもっと行きたいな
一番好きな映画って人から聞かれたとき困る
音楽にしても食べ物にしてもそうだと思うけど
何かしらその場でぱっと思い浮かぶのを答えてみたけど後から全然一番じゃねぇな…って後悔することが多々
そんなわけで僕も5分くらい塾考してみたけど
『横道世之介』という作品がそれに当たる気がしました(STAND BY MEも悩みどころ)
『横道世之介』
元は毎日新聞で連載されていた青春小説で、バブル期の東京を舞台に、長崎から上京してきた大学生・横道世之介が様々な人々と出会い関わっていく物語となる
メガホンを取ったのは沖田修一監督
この監督すごく好きなんです
沖田監督の他の作品では『南極料理人』も素晴らしい映画なので良ければ見てください
飯テロ映画です
主人公世之介を演じるのは高良健吾
イケメン高身長音楽好きずるい抱いてくれ
絶対性格も良いじゃん悪くても良いから抱いてくれ飲み友達なってくれ
共演者も素晴らしく世之介のガールフレンド役として吉高由里子、友人役として綾野剛と池松壮亮、元カノ役として黒川芽以
どんな作品なの?って聞かれても
まあ、作中特に大きな出来事が起こるわけでもないし、主人公の世之介自身大志があったり、特別な才能があるわけでもない
頼まれたことは何でも引き受けてしまうお人好しだけど、それなりにめんどくさがりやで人並みにエッチな食いしん坊
大きな夢も大した悩みもなくただ日々を楽しく生きる青年
いわゆるTHE普通の人で、正直物語の主人公としてはパンチはない
そうなんだけど、何故だか彼の周りにいるだけで人が皆笑顔になってしまう
十数年後、ふと彼を思い出す人がみんな笑顔になってしまうような
なんかもうそれって凄いことだし、自分も誰かにとってそうでありたいなと思ったりする
長いし自分でも何伝えたいか分からなくなってきたので、もうやめます
「出会えたことが、うれしくて、可笑しくて、そして、寂しい――。」
この作品の好きなところはキャッチコピーに詰め込まれてる
3時間くらいある映画だけど、全然長さを感じない
僕は20回以上は見返してます
それくらい好き
まだ見たことがない人はこの映画を大切な人と見てください
なんか抱きしめたくなると思います