コピーにお茶汲みOLさん
みんな小学校の卒業文集とかで、将来の夢的なの書きませんでしたか?
僕は、面白いと思ったのか本気で思ったのかもう分からないけど、たしかサラリーマンて書いた気がします(父親の後ろ姿を見てそう書いたなら僕は相当良い子供だな)
大学卒業して、新卒で3年半会社で働いたからまあ夢は叶ったのか
僕は昔から良いのか悪いのか分からないけど、諦めが早い子供だった
途中で投げ出すとかそういうことではなく、自分の中で才能や環境を客観視して無理をしない冷めた子供(嫌な子供だな)
小学校で3年間やってたサッカーも中学に入る時兄貴が野球部で、学校も遠く車で親に迎え来てもらってたから、帰りが一緒の方が楽だろうと野球部に入って、中学3年間やってた野球も三年生の時全国大会を観に行った時にどうしようもない才能・レベルの差を感じて野球を諦め、高校ではギター部という帰宅部に入った
(あとシンプルに坊主が嫌だった)
まあ、そこで音楽好きな友達と出会いバンドを組み、色々な音楽に出逢えて今の僕がいるから良しとしよう
そのバンドも高校・大学とマイペースに活動していく中で、自分はプレイヤーではなくリスナーなんだなと感じ大学卒業するタイミングで辞めてしまった
というのは建前でただ逃げただけかもしれない
この話を昔付き合っていた女の子にしたら、サッカーも野球もバンドも本当に好きだったの?と聞かれて答えられないことがあった
「本当に好き」が何なのか僕には未だに分からないけど、あの頃の僕は本気でそのすべてに取り組んでいたし、嘘なんて一つもなかった
今僕は世間的に「イベンター」って呼ばれる事をやってて
もちろんこれだけで食ってる訳ではないけど
自分にはない才能があったり、やる気があるアーティスト・イラストレーター・カメラマン・スタッフさんたちと一緒に楽しい何かを常に作り続けている
すごく楽しいし毎日充実してる
だけど、一歩下がって俯瞰で見てみるとただ楽しいだけじゃダメだよな〜とかもっと将来性や持続性がある事をしていかなきゃとか反省もある
27歳になると結婚式・二次会のお誘いが鬼のように来るし
SNSを覗くとTwitterはまだしもInstagramやFacebookでは、誰かの子供の写真が毎日アップされてて、もはや名前と顔が一致するようになってきたよ
中学生の頃一緒に馬鹿やったり、高校生の頃バンド組んでライブやってた友達が家庭を持って幸せそうにしてる姿を見ると多少でも心揺さぶられる時もある
でも、まあ自分の人生は自分でしか責任持てないし
2年前会社を辞めた事も全然後悔してないから明日からも楽しく生きていきます
んな事言ってて、数ヶ月後どっかの会社で働いてる可能性も全然あるけど
それも人生だからありだよね
悩んだりした時に聴くと何か分からないけど、救われる曲貼ってバイバイ
夕暮れ/THE BLUE HEARTS